といっても会社の隣のビルの話。

木曜日の朝、スタッフが窓の外を眺めているので、なにかと思えばなんかちょっと外が黄色い。
一緒になってみてみると、隣のビルの排気口からすさまじい勢いであからさまに有害物質を含んでそうな黄色い煙が立ち上がっています。

となりのビルまでは5メートルも離れてないので、下手に爆発なんかされたら逃げ場もありません。
まだ消防車もきていないし、状況がよくわからないので、とりあえず来たままの格好でそのまま外へ避難しようとベランダを見たら喫煙所でタバコを吸ってる輩を発見。

まぁすでに火の手は上がってるし、タバコが原因でどうこうなるわけじゃないけど、火事場でタバコってのもどうかと思うでしょ。

んで、のんびり一服している連中を尻目に外へ非難すると、わらわらと消防車がかけつけまして、総勢5台の大所帯ですよ。

ビルからは炎が出ているわけではないですが、引き続き黄色い煙が立ち昇っています。

これは生で放水シーンをおがめるやもしれぬ。と野次馬根性満載で眺めていると、なかなか放水する様子もないのです。

消防士さんたちはなにやらどたばたと状況確認をしているようで、黄色いテープで立ち入り禁止区域を作成し、
簡易テーブルと渋谷なんとか団みたいなノボリをたてて対策本部のできあがりです。（写真の左側）

そうこうしているうちに、自転車に乗ったおばちゃん（推定40前半？）が近づいてきて、消防士さんに「どこいくのー。」と呼び止められると「あれウチです！」と。

これは修羅場スタートか！と思いきや、おばちゃんはさほど取り乱すこともなく、冷静に消防士さんと話しをしている様子。

さらに、外からの放水は行われず、ビル内での消火活動はひと段落したのか、徐々にホースを片付け始めました。

おそらくここからは状況の整理など、地味な活動になるだろうと判断し、我々も帰社。
特に逃げるでもなく、仕事をしていたほかのスタッフに迎え入れられました。

その日はなんとなく体がケムリくさかったです･･･。

しかし、特に救急に運ばれた人もいなかったようなので、良かった良かった。

以上、偶然現場に居合わせたムラッチョからのレポートでした。